航空工学教育の推進のため日本航空宇宙学会が主催する大会のことで、航空研究部では2006年に行われた第2回大会から毎年参加しています。競技は学生が設計・製作した室内飛行用のラジコン機を使用して行いますが、年度によってルールが変更されています。
2008年10月の第4回大会までは、機体に搭載された小型カメラを使用して競技場内に配置された紙の文字を上空から読み取るというルールで行われていました。
しかし、2009年9月の第5回大会からは競技内容が大幅に変更され、小型カメラの代わりに重さ15gのお手玉を3つ搭載して目標地点にどれだけ正確に投下できるかというものになりました。
更に、2012年10月の第8回大会ではお手玉の搭載数が5つに増え、自動制御装置の搭載・実行による加点がルールに加わりました。
そして、2014年10月の第10回大会からはルールはそのままに自動制御装置の搭載・未搭載によるクラス分けが実施されそれぞれで順位を競うようになりました。
また基本競技のほかに、ゲート通過、宙返り、手放し飛行、無動力滑空などの追加競技行うことができ、その場合には得点が加算されるようになっています。年度によって追加競技の種類は異なりますが、上位を目指すにはすべてをクリアする必要があるため、我々は全てをクリアできる機体を制作し上位を目指しています。
航空研究部の結果は以下の通りです。
2006年 第2回大会・・・全29チーム中 リタイア・・・・・・機体名:G-FLY
2007年 第3回大会・・・全31チーム中 8位・・・・・・・・機体名:RENIUS
2008年 第4回大会・・・全26チーム中 5位・・・・・・・・機体名:EXCIEL
2009年 第5回大会・・・全48チーム中 11位・・・・・・・機体名:Leaf
2010年 第6回大会・・・全49チーム中 準優勝・・・・・・・機体名:DELTA
2011年 第7回大会・・・全50チーム中 優勝・・・・・・・・機体名:DELTA-CCV
〃 ・・・全50チーム中 準優勝・・・・・・・機体名:sq-6
2012年 第8回大会・・・全56チーム中 8位・・・・・・・・機体名:Ladybird
2013年 第9回大会・・・一般部門34チーム中 3位・・・・・機体名:Kite-50th
2014年 第10回大会・・・一般部門36チーム中 18位・・・・機体名:さみづき
大会で使用する機体の製作状況などは ブログ で紹介していますので、そちらを閲覧していただければ細かなことがわかると思います。
大会当日の動画や練習飛行の動画はギャラリーⅣ・YouTubeにあります。
歴史の浅い大会ですが、各チーム特色ある機体を製作していますので参加するだけでも意味のある大会です。
毎年11月に神奈川工科大学で行われる学園祭のことで、学内の様々な研究室や部活・サークルが活動の成果を発表する場でもあります。
航空研究部では毎年、製作したラジコン飛行機・飛行船の展示や模擬店の出店、また最近は子供たちを対象としたペットボトルロケット教室 なども行っています。
ほかの部活や研究室でもそれぞれとても面白いイベントや展示を行っていますので、是非お越しください。
毎年7月のオープンキャンパスに合わせて開催される神奈川工科大学工学部機械工学科主催の大会です。航空研究部は共催として事前の準備から当日の運営を行っています。
大会の内容は、当日に制作したペットボトルロケット及びペーパープレーンを使って競技を行うというもので、ペットボトルロケットは飛距離を、ペーパープレーンは滞空時間を競います。
参加対象は、小学生・中学生・高校生となっていますが、小学生以下のお子様や一般の方にも参加して頂くことが可能です。
毎年一回様々な大学の理系サークルが一堂に集まって普段の活動の成果を発表する場です。神奈川工科大学からは、航空研究部のほかにもロボット工学研究部や鉄道模型研究部、天文部が参加しています。
他にも鳥人間コンテスト参加チームなど、普段は見ることのできない他大学の活動成果を見学できる発表会です。